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カイロプラクティック科の適応症例
寝違い
前の晩は何ともなかったのに、朝、目を覚ましてみると首が痛くて動かすことのできない状態をいいます。
眠っている間中、無理な姿勢を長時間続けたための持続的筋収縮の結果起きるものです。

疼痛の発現機序の一つは首の筋肉が長時間の収縮を強制されたために、その付着部に牽引が加わったためのものです。
首の筋群が付着する骨膜部では多くは腱として終わらず、骨膜に入り込む筋膜様組織として付着しますが、骨膜は痛みに対して敏感な組織で機械的刺激によって痛みを起こすことになります。

もう一つの発現機序は無理な姿勢での頸筋の持続的収縮が、その筋腹に痛みを引き起こすものです。
寝違えの場合、首の位置は動かないで固定された状態で発生するので、頸筋は持続性の
等尺性収縮(筋肉が収縮しても長さは変わらない収縮で、筋内圧と虚血の程度が高くなる)を強いられ血流傷害を引き起こすことになります。この酸素不足と廃用物質の蓄積が虚血性の筋肉痛の原因となります。
また、これらは炎症を引き起こし乳酸が発痛物質として働くこともあります。

全身の筋・神経関与操作と頸椎、胸椎の矯正が効果を発揮します。炎症を起こしている場合はアイシングも有効です。
当オフィスの施術では、首が全く回せない程でも一度で回せる程度まで実に軽くなります。
主な首の筋肉
(広頚筋は除去してあります)

 A:僧帽筋
 B:板状筋
 C:肩甲挙筋
 D:後斜角筋
 E:中斜角筋
 F:胸鎖乳突筋
 G:肩甲舌骨筋(下腹)
 H:鎖骨下筋
 I:甲状舌骨筋
 J:肩甲舌骨筋(上腹)
 K:胸骨舌骨筋      
寝違いと頚筋の図
  L:顎二腹筋 M:茎突舌骨筋 N:三角筋  P:大胸筋  Q:前斜角筋



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