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カイロプラクティック科の適応症例
便 秘

便秘は機能性便秘と器質性便秘に分けられます。
機能性便秘
・・・自律神経、消化管ホルモン等の影響で腸の運動が低下し内容物の輸送が十分に
        行われないためにおこる。

器質性便秘
・・・腫瘍や炎症によるもの(急に原因不明の便秘が起きたときは要注意)。
         (当オフィスの施術対象ではありません


機能性便秘についてもう少しお話しします。

機能性便秘は更に

1.弛緩性便秘・・・大腸が弛緩して腸内容物が輸送されにくく、糞便が固くなり排便困難に
 なるもの。
 腸管内神経叢の興奮性の低下、筋力の低下、腹圧の低下などで老人ややせた人に多く見られます。
 直腸内宿便がこの型の特徴です。向精神剤などの薬物も大腸の弛緩を引き起こしこの種の便秘を
 引き起こします。(当オフィスの施術対象ではありません)

2.痙攣性便秘・・・自律神経の不安定に元ずく下部結腸の異常緊張状態によりおこるもので、
当オフィスで施術対象としているものです。当然のことながら薬は使いません。

痙攣(けいれん)性便秘 は腹部膨満、腹痛などの腹部症状があります。便が小さかったり、
細く兎糞状になることが多いのです。初めは固いのですが終わりの方は軟便になることも多く、
便意があってもうまく排便しにくく残便感もみられます。
消化性潰瘍などの疾患が合併している人にも多いようです。他に自律神経失調症の症状としての
肩こり、めまい、疲労感などもあります。

治療としては自律神経失調症(不定愁訴)による場合が原因ですから、腰椎を主に、更に骨盤、
胸椎、頸椎などの矯正を行い神経伝達を良くすることで便秘解消に効果を発揮します。

同時に食事などにも気を付けていただきます。繊維性食品(いも、野菜、果物)を多くとり、
水分摂取も多めにします。

朝の冷水や牛乳は胃−大腸反射を促し排便を起こさせるよう作用しますのでおすすめしています。


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